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箱庭生活

自分の半径3メートル以内のできごと

ウーパールーパーの将来を案じる

日常

ウーパールーパーを飼ってもう1年ほどが経つ。

出会いは近所のホームセンターだった。熱帯魚コーナーの端っこの方で、駄菓子屋で飴が入ってるような透明な容器に入れられていたそいつは、当時体長5センチほどで、容器の中を元気に泳ぎ回っていた。

もともとカメを飼う予定だった私は、ウーパールーパーの前は素通りしたのだが、
お目当てのカメがいなかったためにまた戻ってきた。たまたま目が合い、絶妙に口が開いていて、ちょうど笑っているように見えた。そのつぶらな瞳に見事にズッキューンされた私は、気付いたときにはそいつを購入していた。まさに一目惚れだった。

ウーパールーパーは金魚と同じ方式で袋に移され、まさにお祭りの帰りであるかのような気分で持って帰った。

私はそいつにウパ太郎と名前をつけた。直感で付けた特に意味のない名前だ。

なんでついてるのかわからないくらいに小さく、身体を支えるには細すぎるその手足は、泳ぐときには無駄にバタバタしていて、見ているとなんだかなごむ。ペットらしく、すっかり私の癒しの対象となっていった。

最初はかわいらしいなりをしていたウパ太郎も、成長と共にどんどんサンショウウオ感が増す。見た目がグロくなっていく。人間も赤ちゃんのうちは誰だって天使のようだが、成長するにつれて「こんなはずじゃなかった」的な感じになることはよくある。きっとそれと同じことだと思う。それでもわが子は可愛い。

私は独身なのでもちろん子供もいないが、きっと子供ができたら、その子がたとえどんな成長を遂げたとしても死ぬまでかわいがるのだろうと思う。