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箱庭生活

自分の半径3メートル以内のできごと

沖縄にマングースって本当にいるの?―はい、います。

沖縄と言えば、ハブとマングースがいがみ合っている画を想像する人も多いだろう。

もともとハブが人に害をもたらすということで、ハブ駆除のために外からマングースを持ってきたのがハブとマングースのツーショットの始まりと言われているが、実際はマングースはハブなんか相手にせず、もっと弱い生き物たちをせっせと捕食し、生態系を崩す動物として逆に危険視されている。マングース、なんだか哀れ……

とはいえ、マングースって、内地に住んでいるとなかなかお目にかかれるものではない。私の生まれた場所・北海道では、シカやキツネはいても、マングースなんてツチノコ並みに「本当にいるかどうか怪しい」生物として認識されている(と思う)。マングースって、実際のだめカンタービレでしかちゃんと見たことないし。っていうかあれかなりデフォルメされてるし。本物のマングースってGoogleでこの前初めて画像検索してドアップで見たし。

というわけで、私は沖縄に住んで6年目になるが、宜野湾市に住んでいた最初の4年間は全く彼らにお目にかかる機会はなく、「やっぱりいないのかなー。ヤンバルクイナもそんなに見れないっていうし、きっと幻の生き物なのだろう」とか思っていた。

で、5年目の去年、今いる沖縄の田舎の方に引っ越してきたわけだが、これがすごいことになった。

出勤途中、ほぼ毎朝マングース見れる。

よく道を横切っているのを見かける。リスをもっと大きくしたような、イタチのような、細長い茶色い物体がスタタタターっと草むらから草むらへ移動してゆく。最初見た時は、初めてゴキブリを見た時のような感動があった。あれが、マングース。あれが、あの幻の、マングース

今私が住んでいるあたりは本当によくマングースが出るようで、仕事中(観光施設の受付)、お客さんに「茶色い生き物が目の前を横切った。あれって何ですか?!」とか「なんかイタチっぽいのがうろうろしてたんだけど、あれってもしかしてマングース?!…そんなわけないわよね~」とか、なんとな~くマングースを期待しつつも、いやいやそんなわけがないと自分自身を戒め、それでもやっぱり期待してしまう気持ちをもって質問してくる人が結構いる。

それで私が一言、「あー、あれマングースですよ」と、とても当たり前のように、日常生活にマングースが溶け込んでいるかのように、沖縄にはもちろんマングースがいます、いるに決まってるじゃないですか、ってな感じでしれっということで、お客さんはとても喜んでくれる。

沖縄=マングースが当たり前にいる世界→それに当たり前のように出会えた自分=非日常を味わっているッ!!→来てよかった、なんか得した♪

そんな構図が出来あがっているようだ。北海道で雪原を駆け回るふわっふわのキタキツネを見かけるのと同じようなものだと思う。あと、道端でシカに出くわしたとか。そんでもって地元の人から「ここではよくあることですよ」なんて聞くと、ものすごい異文化交流をした気分になってテンション上がる。

そういうことって、あるよね??

 

そんなわけで、沖縄にはマングースが本当にいます。びっくりですね。